年収は一般的なプログラマと比べて高水準

IT業界においてエンジニアはさまざまな仕事をこなす職種だが、中でもアプリケーションに特化しているのがアプリケーションエンジニアだ。設計から開発、テストをはじめアプリケーションに関するあらゆる業務に従事することになり、プログラミング言語の技術だけではなくデータベースやネットワークなど、専門的な知識も深く有しておく必要がある。
アプリケーションといえばパソコンで動作するものもあればスマートフォンで動作するものまでさまざまだ。近年ではスマートフォンが人々に普及したためモバイルアプリケーションの開発も盛んになっており、アプリケーションエンジニアの需要も非常に高い。

そんなアプリケーションエンジニアを目指す人向けに、一般的な年収について紹介する。アプリケーションエンジニアの給与は一般的なプログラマと比べて高い水準にあるとされている。プログラミングだけではなく、システムまわりのあらゆる知識が求められるためだろう。
厚生労働省が令和4年度に実施した賃金構造基本統計調査の結果によると、アプリケーションエンジニアとして仕事に就く人の平均年齢は38.1歳で月給が38万円、平均年収は550万円となっている。もちろん働き方や地域によって多少の差はあるだろうが、アプリケーションエンジニアとして従事できればこの辺りの年収は見込めるということを参考にしてもらえればと思う。アプリ設計や開発に興味がある場合はスキルを磨いて、アプリケーションエンジニアを目指してみてはいかがだろうか。